建築やインテリア、包装資材製造などの事務や営業を中心に、幅広い業界を視野に入れ就職活動を行っていました。 そんななか、相談した就職エージェントで「システムエンジニア（SE）はどうか」と打診され、社会的にSE需要が高まっていることを知りました。私自身、新しいことに挑戦してみたいという気持ちもあり、そこからIT業界に興味を持つようになりました。

当社に決めたのは、事業内容に惹かれたからです。医療や教育など生活に身近で、かつ社会貢献度の高いシステム開発を手掛ける点に魅力を感じたことに加え、会社説明会でお会いした先輩社員の人柄や社風に親しみを感じたのも入社の後押しになりました。

現在は、医療系の検査装置のシステム開発に携わっています。 お客様からいただいた要件に沿って仕様を整理し、要件を実現するための設計、プログラミング、テストの設計/実施といった上流工程から下流工程までを幅広く担当しています。すでに市場に流通している装置の機能追加や修正などが多いですね。

週1回の出社日以外はテレワークが基本なので、入社1年目は不安もありましたが、今は情報共有のための会議を行う仕組みも出来上がり、とても仕事がしやすい環境です。

病院や研究施設で使用される検査装置のシステム開発に携わっているので、仕事を通じて社会に貢献するやりがいを感じられるのが魅力です。

最近も、システムの核となる測定機能の改善を任され、無事やり遂げることができました。 もちろん私一人の力ではなく、チームで協力した結果なので大きな達成感がありましたし、自分のスキルにもより自信を持つことができました。

今はまだ先輩に助けていただくことが多いので、要件を実現するための調査から設計、テストの実施まですべての工程を自分の力でできるようになることが当面の目標です。

最近は後輩の教育も任されつつあるので、たくさんの知識を身につけて、将来はチームメンバーを助けられる存在になりたいと思っています。 例えば、私と同じ文系出身・未経験から始めた後輩の不安に寄り添い、つまずく前にアドバイスするなど、自身の経験を踏まえて後輩の支えになるのも目標の一つです。

就職活動は慣れないことの連続だと思います。 疲弊した状態で書類審査や面接に臨むと本来のパフォーマンスを発揮できず、さらに落ち込む…という負のスパイラルに陥ってしまうことも。就職活動では適度に自分を甘やかすことも忘れず、オンオフの切り替えを意識しながら頑張ってください。

私は説明会や面接の後は、読みたかった本を買ったり、おいしいお菓子を食べたり、リフレッシュを心掛けていました。 また、就職エージェントなどを利用して第三者の意見を聞くことも大切だと思いますよ。