もともとは業種を問わず営業職を志望して就職活動をしていましたが、立ち止まって自分自身を見つめ直した時に、大学のゼミでプログラミングに触れたことを思い出し、IT業界に目を向けるようになりました。 そこからIT業界に絞って就職活動を進めるなかで当社を知り、面接を受けた企業の中で最も社風が良いと感じたことから入社を決めました。

特に印象に残っているのは面接時の雰囲気で、上司と部下と思しき面接官のお2人がとても気さくに言葉を交わしている様子を見て、この会社で働きたいと思いました。

私は入社2年目の終わりごろまで公共交通システムの開発に携わり、1年目は電車の走行制御や空調といった基幹システムを、2年目からは運転士や車掌など乗務員のための表示器システムの更新作業に携わりました。 3年目の直前に現在の部署に異動になり、現在は医療機器（分析装置）のシステム開発を担当しています。

機能の設計からプログラム作成、試験までを行うのが私の業務で、以前のチームで培った進捗管理ノウハウを生かしながら取り組んでいます。

公共交通から医療機器にチームが変わり、医療の専門知識を一から学ぶ苦労はありますが、新たな開発に取り組めることに大いにやりがいを感じています。 システムの機能を切り分け、エンジニアそれぞれが細分化したシステムをつくり、それらを組み合わせて完成形を目指します。

時にはうまく機能しないこともありますが、最近は目の付け所もわかり、効率的に不具合を見つけ出すスキルも習得。解決までの手段をスムーズに考えられることで時間が格段に短くなり、自分の成長を感じています。

現在のチームに異動してまもなく1年が経つので、今後は後輩指導も含めて幅広くタスクをこなしていきたいと思っています。 特にスケジュール管理に苦労している後輩に自分のノウハウを伝え、効率的な仕事の進め方を教えたい。 また、将来的には自分がクライアントとマンツーマンでやり取りできるようなポジションに就き、より責任ある仕事に携わりたいと考えています。

そのためにもシステム全体の知識をより一層深めて、3年以内にはこの夢を実現することを目指しています。

先入観で１つの業界に絞り込まず、色々な業界を見た方がいいと思います。 なぜなら、よく調べてみると「いいな」と思っていた業界がイメージと違ったり、まったく縁がないと思っていた業界に逆に興味を持つ機会があったりするからです。私は視野を広げることでIT業界に興味を持ち、当社と出会うことができました。 また、志望企業の経営状況を知ることも重要です。

事業領域や取引先から安定性や将来性を割り出すことで、安心して入社し、働き続けることができると思いますよ。